横浜の方より身元保証に関するご相談
2024年10月03日
司法書士の先生、身元保証人のいない方が施設に入るにはどうしたらいいですか?(横浜)
私には、横浜の自宅で一人で生活をしている親戚がいます。その方と私はこれまで全くと言っていいほど関わりはなかったのですが、その方も70歳を過ぎてから認知症の症状が出てきているため、同じく横浜市内に住む私が買い物をしたりと時々生活を手伝うようになりました。
ただ、症状がひどくなった場合は施設へ入居してほしいと思っています。その件について知人に相談したところ、自宅を売って入居資金にしたらいいが、自宅の名義人が認知症を患っている場合は売却できるかどうかわからないと言っていました。また、もし入居の契約時に身元保証人が必要となると、その人の親戚は私しかいないので私を頼ってくると思います。正直、私は子供でもないですし、身元保証人にはなりたくないので困っています。専門家の方、相談に乗っていただけますでしょうか。(横浜)
専門家が身元保証人となりますのでご安心ください。
認知症を患う方がご自宅を売却することは、契約を伴う法律行為となるため出来ません。この場合、成年後見制度を利用して、成年後見人を立てると良いでしょう。親戚の方の住所地にある家庭裁判所に対して申立てを行うと、家庭裁判所が成年後見人を選任します。選ばれた成年後見人は認知症の方に代わって諸々の手続きを代行することが可能ですので、ご自宅を売却し、介護施設の入居費用に充てることができます。
また、病院や介護施設に入居される際の身元保証人は必ず必要となります。そもそも身元保証人となった方は、入院費用等の責任を負う、入院・退院・転院時の対応、緊急時の対応、医療処置や介護方針等に関する判断など、非常に多くの重責を担うことになりますので、ご家族でもない限り、身元保証人となることを躊躇されるのは当然のことと思います。負担が大きいことから、身元保証人就任の申し出を快諾してくれる方は少なく、身寄りのない高齢者にとっては、身元保証人の手配が大きな壁となっています。こういった現状から、昨今では身元保証人を専門家に依頼される方が増えています。ご相談者様のケースのように、身近に身元保証人を頼める人がいないという方は、まずは生前対策あんしん相談センターにご相談ください。
生前対策あんしん相談センターでは、身元保証について横浜の皆様に分かりやすくご説明できるよう、身元保証の専門家による無料相談の場を設けております。
また、生前対策あんしん相談センターでは、身元保証のみならず、相続全般に精通した専門家が横浜の皆様のお悩みを丁寧にお伺いさせていただいておりますので、遠慮なくお問い合わせください。
横浜の皆様、ならびに横浜で身元保証ができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。